✿ 単衣 夏物 手機袋帯 紫 陽 花 新古品 お仕立て上り品

私共の単衣・夏物の袋帯で最も大切に保存して参りました保存品の一つで手機 唐織「紫陽花」です。着物の世界では豪華な丸帯・袋帯に良く用いられる唐織。一般的には綾織地の上に金糸・銀糸をはじめとした色鮮やかな色糸を使い、草花や文様などの柄を刺繍のように織り出す浮き織りの技法を用いて織られた最高峰とされる織物です。国内の主産地である京都西陣で織られたものは西陣織と呼ばれています。唐織はもともと、中国（唐）から渡来した織物が融合して生まれ装飾性の高い美術織物を源流とした絹織物の総称でしたが唐織の「唐」は中国由来と言う意味でなく優れたものの美称として用いられました。現在では最上級の職人さん方の高年齢化と後継者不足が重なり生産も微量になりつつございます。 今でも全国のお茶人様方と目の肥えられた着物通のお方様方に大切に伝承されお締め頂いております。 袋帯の長さ…440cm 袋帯の帯幅…31.5cm